花咲かブログ


2007-08-24

_ [広島市植物公園]「知ってますか?こんな花」〜コロシントウリ(Citrullus colocynthis)とオオオニバスの秘密〜

この夏、スイカにそっくり!?現在植物公園で栽培中のコロシントウリ(8月20日撮影)やりそびれたことは多々ありますが(「海でかけがえのない思い出をつくりましょう」と申しましたものの、海へも行ってませんし)スイカもあまり食べていなかったことに今気づきました。

次回の買い出しで手に入れなくては。(^畄^*)(もぐたん)

広島市植物公園 濱谷修一さんの解説

今日は、アフリカや西アジアなどの乾燥地域に分布している「コロシントウリ(Citrullus colocynthis)」を紹介します。スイカに近い植物で、外見はよく似ています。

かつて植物調査で訪れたナミビア(アフリカ南西部)の荒地でこれと近い種(Citrullus ecirrhosus)を発見し、味見をしたときの苦さが忘れられません。コロシントウリの実を割ったところ(8月20日)

それ以来、コロシントウリに興味を持ち、一昨年、種子を導入することができたので、栽培してみました。

果実の大きさはソフトボールくらいの大きさになるそうです。植物公園でも、鉢植えをサボテン温室で展示しており、現在、直径7センチくらいになっています。コロシントウリに近縁なCitrullus ecirrhosus(1997年8月、ナミビア南部のクイセブ川流域にて

実を切ると、中は白っぽい薄い黄色をしていて、なめると強烈に苦いです。果肉には、食べるとお腹を下してしまう成分が含まれており、摂取量を調節して下剤として使われることもあるそうです。

非常に苦いので、大量には食べられないと思いますが、砂漠でのどが渇いた時に我慢して汁を吸っておなかをこわす、という人がいるのかもしれません。

おまけ オオオニバスの舞台裏花粉が出たオオオニバスの花(8月20日午後8時)オオオニバスの花の雄しべ(矢印の先のとんがり)

夏休み恒例のオオオニバス試乗体験会の舞台裏も紹介します。

実は、今から来年に向けての準備を始めています。

オオオニバスは、ある程度株が充実すると、温度さえ充分あればいつでも開花します。植物公園では、葉を大きくするために、試乗会まではつぼみが出るたびに切り取っています。

そして、試乗会が終わってはじめて花を咲かせ、種子を作らせます。

しかし、日のあたる時間が短くなると花は小さくなり、うまく種子が取れなくなります。リミットは9月下旬。つまりこれから1ヵ月は、オオオニバスの元気な種を取る貴重な期間なのです。オオオニバス 試乗体験(8月20日 中国新聞朝刊から)

1個の花の寿命は2晩で、2晩目に花粉がでます。この花粉を雌しべにつけると1ヵ月半くらいで大豆くらいの大きさの黒い種子が熟します。

暖かいところで発芽させ、ある程度(葉の大きさが20センチくらい)まで育った株を、3月ごろ、大きな植木鉢(池に沈んでいる)に植えてやると、7〜8月には子供が乗れるくらいの大きな葉を広げるまでに育ちます。

こういった作業を植物公園では毎年繰り返しています。(オオオニバスについては、昨夏の「知ってますか」にも)

【ポーチュラカ、マツバボタン(松葉牡丹)、ハツユキカズラ(初雪カズラ)の寄植え】
広島市東区の「Odevelop」さん

ポーチュラカは別名ハナスベリヒュと呼ばれています。赤、白、黄、ピンク、オレンジなどが有り、とても色鮮やかです。花弁も一重と八重がありそれぞれに良さがあります。
マツバボタンはブラジル原産の草花で、古くは江戸時代から花壇の花として親しまれてきたそうです。可愛い雰囲気に仕上げたかったので、この種の花を選び、ピンク系を強調しながら回りをハツユキカズラで囲んでみました」
〈8月19日撮影@自宅の庭〉
マツバボタン(松葉牡丹)
【ノボタン(野牡丹)とホウセンカ(鳳仙花)】
大竹市の「そら」さん

「何年か前に亡くなった隣りのおじいさんが毎年咲かせていたのが、ノボタンでした。深い紫色に、穏やかなおじいさんの顔を思い出します。木野小学校で咲いていました。私が小学校に通っていたころから咲いていたので、20年以上咲いてきたのですね」
〈ノボタン=8月11日撮影◇ホウセンカ=8月5日撮影〉
ノボタンホウセンカ
_ Masa (2007-08-25 21:51)

珍しい名前のウリですね。写真を見ると確かにスイカと間違えてしまいそうですね。甘そうに見えますが。。。
このように立派に毎年オオオニバスを育てるのは手入れが大変でしょうね。植物公園には、この時期に何度か行ったことがありますが、大人でも乗れそうなくらい立派ですね。

_ チャコ (2007-08-26 15:06)

ホウセンカ、昔はどこのうちの庭先にも、咲いていて、
花びらを指でもんで、色を楽しんだり、種をチョットつまんで、はじける感触を楽しんだりして、遊んでいました。

又、白い花は、薬になるからと祖母が、干していました。
はるか昔の子供の頃の思い出です。

今では、「インパチェンス」の方が、主流になってしまいましたネ。


 







_ もぐたん@編集部 (2007-08-27 10:35)

Masaさん
コロシントウリ。名前もユニークですが、見た目はすいかのようなのに、「強烈に苦い」というのだから、これまたユニーク。
オオオニバス、1年がかりのきめ細かい手入れであそこまで大きく成長するんですね〜。
私の持っている本は、大人があぐらをかいて座っている写真が載っていますよ。

チャコさん
こんにちは。確かにホウセンカは昔は身近な花でしたよね。(私も花びらの色で遊んでいたような気がします)
お薬にもなるんですね!!(びっくりして、検索してみたら、漢方ではいろんな用途で使われているみたいです。やはり白いホウセンカでした。)

_ 花子 (2007-08-28 17:54)

これは すごいですねえ 女の子が 葉っぱの 上に 乗っかっていますねえ。横に いる お兄さんを 見ると 腰より 深いいけのように 見えますが・・・・

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